モノレビュー

これはウィルス?ボット?サービスに登録されている「hasplms.exe」を調べてみた

概要

インストールした覚えがないサービス「hasplms.exe」が起動時に立ち上がってくるので、詳しく調べてみました。

動作環境

hasplms.exeって何なの?なんでサーバーとして動作しようとしているの?

何かの拍子にAviraInternetSecurityのファイアウォールで下のようなアラートが出るようになりました。
プログラムがネットワークにアクセスしようとしているのでは無く、サーバーとして動作しようとしているのですから、何かボット系かもしれません。ただ拒否するのでは無く、詳しく調べてみようと思いました。といっても、しばらくはほったらかしにしておいたのですが。

サービスを見てみる

 
すぐに見つかりました。コントロールパネル→管理ツール→サービスを開くと登録されていました。「Sentinel HASP License Manager」で登録されていました。名前からするとライセンス関係を処理するサービスのようです。検索した情報をまとめてみると

らしいです。海外のフォーラムではVirus?とかTrojan?とか聞かれていましたが、このファイルが100%ウィルスであるとは確信を持てませんでした。

http://localhost:1947にアクセスしてみる

実際にサーバーとして動作させて、localhost:1947にアクセスしてみましょう。
あれ?あっさりとした画面が表示されましたよ。どうやらSafenetのドングル管理画面のようです。ありゃりゃ知らない間にこんなサービスが立ち上がっていたのか。どうやらネットワーク越しにアクセス管理やログを取ったりできるようです。しかし該当するドングルは刺さっていないので、やっぱりいらないサービスに違いありません。

Sentinel HASP License Managerを停止する

hasplms.exeが何をしているものかわかりましたので、サービス停止させます。コントロールパネル→管理ツール→サービスから「Sentinel HASP License Manager」を選んで、スタートアップの種類を手動に変更します。

これでサービスとして立ち上がることは無くなりました。

どこでインストールされたのか?

とりあえずhasplms.exeがなんなのかはわかりましたが、いつインストールされたのかがわかりません。インストール済みのプログラムをいちいち検証していくのも面倒です。心当たりをつけて「プログラム名 hasplms.exe」でつらつらと検索してみましょう。ビデオ関係や3D関係のソフトがドライバと一緒にインストールされることが多いようで、ビデオ編集ソフトの体験版とかUnity関係をインストールしたときに一緒にはいってのかもしれません。とはいえ、完全にこれだ!というのが見つからなかったので、結局は原因となるソフトはわかりませんでした。

今回の教訓

夜中のテンションで体験版をインストールしては削除するのはやめよう!

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